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一羽の鳥が、
心を守るようにして、ぎゅっと固くなって丸まっていました。

一つも動かず、
外気に触れないよう、余計なものは全て仕舞って、
その外観は、丸い石を連想させました。

私は、
掛ける言葉もなく、その鳥を長い時間抱きしめていました。

何時間もそうしていたら、
段々温度が感じられるようになって、

首が伸び、顔が見え、羽が開き、その鳥が飛び立って行った。

飛び立った鳥はとても美しい鳥でした。
そしてその顔は、少し笑っているように感じました。