お花くれたけからのお題です(^^)

ある日、いつもの様にカフェでブログを書いている時、

座っていたカウンターの隣の席に、店員さんに手を引かれながらやって来た、杖をお持ちのお婆さんがお座りになられた。

そのお婆さんは小柄で、背中は少し丸まっているけれど、リボンのついたお帽子や少し丈の長いスカートを履かれていて、そのお召し物からも、品のある穏やかな雰囲気が伝わっていた。

暫くその落ち着いた雰囲気を隣で味合わせていただいていると、そのお婆さんが席を立とうとしているのが分かった。

曲がった腰を少し持ち上げてカウンター席の椅子を後ろにずらそうとしているけど、お婆さんの力では椅子は動かない。

テーブルに手をつかれている事を確認してから、隣から黙ってその椅子を後ろに下げると、

とても素敵な、弾けるような笑顔をこちらに向けて、

「ありがとう。椅子が自動で動いてくれたのかと思っちゃったわ。」と少女みたいに茶目っ気たっぷりで言ってくれた。

そして、「あの方が、席を探して座りたがっているのよ。」と、今度はとても朗らかな、温かい女性の笑顔になってそう仰って、

ありがとうね、と言いながらお店を出て行かれた。

そして私の隣に、サラリーマン風の男性が座った。

 

こんなお婆ちゃんになりたいなと思った。

人の力を借りながら生きていて、そして誰かにその時その時に出来る限りのお返しをしていたい。

そんな風に思いました。