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今日は、昭和3年からやっている、十条の酒場に連れていっていただいた。
連れていってくれた人は、もう45年くらい通っていたらしい。
前回来たときは半年ぶりだったそうで、大女将に、ずいぶん冷たくなったわね、と揶揄られたそうだ。

その昔、芸の人としてスナックや酒場で歌を歌っていたその人。
その後今は、歌い手やCMのナレーターとして過ごしていらっしゃる。

彼はたくさんの人と出会い、人はみんな同じだと気づいた、という。

男と女が違うのも、たった一部のことだけなんだよ。と。だからこそ尊重できるんだけどねぇという。

ねえこーたろちゃん、もう閉店だよ、と言われて、
おお、じゃあお勘定してくれよ、と言っているその人は、

その笑顔に作られる深い、深い目じりのしわと口角のしわが、
生きて来た証を見せてくれているようで、じっと見つめてしまった。

その人は言う。

愛があればなんだっていいんだよ。

そこに、愛があればね。と。

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