img_0740

今日はまりこの図書館です。

今回の本は、河合隼雄先生と各地でカウンセリングを行われている先生方が、
実際の心理療法の現場でどのようなことが行わているか、また、
相談者様の心の変化、あるいはカウンセラーの心を、
河合先生が聴き手となって対談形式で書かれている本になります。

私たちカウンセラーは、実に相談者の方のお話をお聴きするですが、
ただ聴いていればいいというわけではありません。

ご相談者様の口から出てくる言葉を聴きながら、その方がどのような心であるのかを考える。

そして、その心の方を一緒に抱え、どうしていくか、一緒に考えていきます。

心理療法の根本は、その方がご自身の力で立ち直っていくこと。
カウンセラーはそのお手伝いをすること。
カウンセラーが治すのではなく、相談者様が治るのを助けることを行います。

だからしっかりと、その方の心をお聴きすることが大切だと考えています。

私はご相談者様にたくさんの気づきや学びをいただきます。
それだけ大きく重みのあるものをともに抱えさせていただけること、
とても感謝しています。

そして、ご自身の力で立ち直れていかれたとき、
それは本当に人のすごさを感じさせていただけ、頭の下がる思いなのです。

どんな切り出し方であっても、
今の状況がいやで、変えたい、変わりたい、
つまりは、よりいい方向に向かいたいという心の奥深い、
消え入りそうだけれども決してなくなることのないその気持ちを
これからも大切にしていきたいと思います。